データアナリスト · 業務ごと
分析の単位は職種名ではなく業務である。以下の一つひとつが、その方向、判断が証拠に基づくのかプラットフォームの推論なのか、その理由、そして何を立証していないかを伴っている。
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問い合わせを書き、ダッシュボードをつくる
自動化されつつある✓ 証拠に基づく「先月Xをした利用者は何人か」を SQL に訳し、その結果を、誰かが更新できる図につなぐ。
自然言語から SQL への変換と図の生成は、言語モデルの応用のなかで最も成熟した部類であり、BI の提供元はそれを、アナリストがすでに使っている製品へ組み込んできた。アナリストの一週間の多くを占めていた機械的な翻訳の段は、データがきれいで問いがはっきりしている限り、いまや一つの指示で済む。
「データがきれいで問いがはっきりしている限り」は大きな条件である。たいていの会社ではそのどちらも成り立たず、曖昧なスキーマの上で道具は自信たっぷりの誤答を出す。
本当は何を訊かれているのかを割り出す
いまも人が主導≈ 本サイトの推定管理職の漠然とした心配を、測れる問いに変え、その人の言う「アクティブユーザー」がどの定義なのかを見抜く。
分析の難しいところは問い合わせより手前にある——その組織の定義、その政治、その数字がどの判断に流れ込むのかを知っていること。道具は訊かれたとおりに答える。アナリストの価値はもともと、その問いのほうが間違っていると気づくところにあった。
自分で触れる道具は、管理職がアナリストに訊く代わりに、自分でまずい問いを立てることを可能にする。問いの立て方の価値は残るが、それを供給するにはアナリストがその場にいなければならず、そしてその人数は減っている。
データが嘘をついているときに気づく
いまも人が主導✓ 証拠に基づく壊れた取り込み、二重に記録された事象、時差の不具合、3月に変わった定義を見つける。
これには、そのデータとの来歴——何が起きたのか、なぜそうなったのかを覚えていること——が要る。組織の記憶を持たないモデルに欠けているのは、まさにそれである。問い合わせの生成が速くなったことで、これはより重要になった。誤った答えがより速く、より体裁よく届くようになったからである。
データについての組織的な記憶は、毎日それに触れることで築かれる。日々の問い合わせが利用者自身の手に移れば、この業務を成り立たせている記憶のほうは積み上がらなくなる。
数字で判断を変える
増強されつつある≈ 本サイトの推定動かなければならない人が、分かり、信じ、実際に動くように、発見を差し出す。
筋書きと資料をつくるのは速くなった。会議のなかで懐疑的な役員を説得することや、この相手にはどの留保から切り出すべきかを知っていることは、今も人の仕事である。場を読むことと、アナリスト自身の信用に依っているからである。
信用は個人につき、ゆっくり積み上がる。だからそれが守るのは、すでに地歩のあるアナリストだけである。最初に採られたアナリストには信用がなく、しかもそれを稼ぐための日常業務は以前より少ない。
道具が寄りかかっている定義を引き受ける
新しい業務≈ 本サイトの推定自然言語での問い合わせが正しい答えを返すように、指標の定義、説明文、意味の層を維持する。
自然言語による分析は、きちんと定義された指標の上でしか働かない。だからアナリストの価値は、問いに答えることから、誰もが自分で答えられるようにする層を手入れすることへ移る。これは報告というより データガバナンス に近い新しい仕事であり、アナリストの人員が振り向けられている先でもある。
定義を手入れすることは、問いに答えることより小さい仕事であり、しかも組織に一つである。人員がそこへ「振り向けられる」とは、より小さいチームが別の仕事をすることの言い換えである。